キャベツの千切りを作るたびに、「もっと細く切れたらいいのに」「とんかつ屋さんみたいなふわふわのキャベツにしたい」と思ったことはありませんか?
包丁で細く切ろうとしても時間がかかるし、どうしても太さがバラバラになってしまうことがありますよね。
そんなときに便利なのが、キャベツスライサーです。
キャベツスライサーを使えば、包丁では難しい薄さにそろえやすく、ふんわりした千切りキャベツを手軽に作れます。
ただ、実際に使ってみると、
- 思ったほどふわふわにならない
- キャベツがバラバラになって削りにくい
- どの向きでスライスすればいいのかわからない
- 芯の部分はどうすればいいの?
- 100均のスライサーでも十分なのかな?
といった疑問も出てきます。
実は、キャベツの千切りは、スライサーの切れ味だけでなく、キャベツの向きや芯の残し方、スライスする厚さによって仕上がりが変わるんです。
この記事では、キャベツスライサーを使った千切りのやり方から、ふわふわに仕上げるコツ、うまくいかないときの対処法、おすすめ商品まで紹介します。
100均スライサーやキャベツピーラーとの違いも比較しているので、自分に合った道具を探している方も参考にしてください。
キャベツスライサーで千切りをふわふわにするやり方

キャベツスライサーで千切りを作るときは、最初の下準備が大切です。
スライサーを買っても、キャベツの当て方や動かし方が合っていないと、思ったような仕上がりにならないことがあります。
まずは基本の使い方から確認していきましょう。
① キャベツを半分〜4分の1に切る
最初に、キャベツをスライサーの幅に合わせて切ります。
ワイドタイプのキャベツ専用スライサーなら、半玉のまま使えるものもあります。
一方、一般的なスライサーでは、4分の1程度に切った方が扱いやすい場合があります。
ここで意識したいのが、葉がバラバラにならないようにすることです。
キャベツを切る際、芯をすべて取り除いてしまうと、葉がほどけやすくなることがあります。
スライサーで削る間は、葉がまとまるように芯を一部残しておくと扱いやすくなります。
ただし、硬い芯まで無理にスライスする必要はありません。
芯に近づいたら作業をやめ、残った部分は包丁で切り分けましょう。
② スライサーを大きめのボウルにセットする
キャベツスライサーを使うと、細かくなったキャベツが周囲に飛び散ることがあります。
そこでおすすめなのが、大きめのボウルを使う方法です。
スライサーの先端をボウルの縁に安定させ、削ったキャベツが中に落ちるようにセットします。
ボウルに引っ掛ける溝や滑り止めが付いている製品なら、さらに安定させやすくなります。
スライサーが動くと危険なので、必ず安定した状態で使ってください。
③ キャベツの切った断面を刃に当てる
キャベツを切ったら、平らな断面をスライサーの刃に当てます。
丸い外側から削ろうとすると、キャベツが安定せず、うまくスライスできないことがあります。
切った断面を当てることで、刃に接する面を安定させやすくなります。
スライスするときは、製品の説明書に従って、指定された方向に動かしましょう。
強く押し付けるよりも、軽く一定の力で動かすことがポイントです。
また、キャベツの角度によって切りやすさが変わるため、無理のない範囲で向きを調整してみてください。
④ キャベツが小さくなったら安全ホルダーを使う
スライサーは刃が鋭いため、指先のけがに注意が必要です。
安全ホルダーが付属している製品は、説明書に従い、適切な段階から使用しましょう。
特にキャベツが小さくなってくると、手と刃の距離が近づきます。
持ちにくくなったキャベツを無理に削り続けるのは危険です。
安全ホルダーでも扱いにくくなったら、そこでスライスを終了しましょう。
残った部分は包丁で切って、炒め物やスープなどに使えます。
最後まで削りきろうとしないことも、安全に使うための大切なコツです。
⑤ 水にさらす場合は短時間にする
スライスしたキャベツをシャキッとさせたい場合は、冷たい水に短時間さらす方法もあります。
目安は1〜2分程度です。
ただし、長時間水にさらすと、水溶性の栄養成分が流れ出ることがあります。
栄養の流出をなるべく抑えたい場合は、キャベツを切る前に洗い、千切りにしたあとは長時間水に浸けない方法もおすすめです。
水にさらした場合は、ざるやサラダスピナーでしっかり水気を切りましょう。
余分な水分を取り除くことで、水っぽさを抑え、ドレッシングもなじみやすくなります。
キャベツの向きと芯の残し方|ふわふわの千切りにするコツ
キャベツスライサーで千切りをするとき、意外と迷うのがキャベツの向きです。
「切った断面を当てればいいの?」「芯は上?下?」「どっち向きに削ればふわふわになるの?」
そんな疑問を解決していきましょう。
キャベツの向きは繊維を断つ方向がふわふわのポイント
キャベツの千切りは、繊維の向きによって食感が変わります。
キャベツの葉には、芯から葉先に向かって太い葉脈が伸びています。
この葉脈の方向を目安にすると、繊維の向きを判断しやすくなります。
ふわふわの千切りにしたい場合は、繊維を断つ方向に切るのがポイントです。
反対に、繊維に沿って切ると、シャキシャキとした歯ごたえが残りやすくなります。
つまり、食感の違いは次のようになります。
- 繊維を断つ方向:やわらかく、ふんわりした食感になりやすい
- 繊維に沿う方向:しっかりしたシャキシャキ感が残りやすい
スライサーで削るときも、この違いを意識すると仕上がりを調整できます。
ただし、キャベツを半玉や4分の1の塊でスライスすると、葉が重なっていて繊維の向きが完全にはそろいません。
そのため、すべての葉を同じ方向に切るのは難しいこともあります。
まずは見えている葉脈の向きを確認し、キャベツの角度を変えながら削ってみましょう。

キャベツのどの面をスライサーに当てる?
基本は、キャベツを切った平らな断面をスライサーに当てます。
丸い外側を無理に削るよりも、安定させやすいのがメリットです。
ただし、平らな面を当てれば必ずふわふわになるわけではありません。
葉脈がどちらに伸びているかを確認し、切り出されるキャベツが繊維を横切るような角度を意識することも大切です。
向きがわかりにくい場合は、まず少量だけスライスしてみてください。
仕上がりを見て、硬く感じるようならキャベツの向きを90度変えて、切り方を比較してみるのも一つの方法です。
芯は全部取る?少し残す?
キャベツスライサーを使うときは、芯を少し残しておく方法があります。
芯が葉をまとめる役割をするため、スライスしている途中でキャベツがバラバラになりにくくなります。
ただし、芯の部分は葉よりも硬く、スライサーで無理に削ろうとすると引っ掛かったり、余計な力が加わったりすることがあります。
そのため、芯の部分に近づいたら無理にスライスしないようにしましょう。
残った芯は薄く切れば炒め物やスープにも使えます。
芯は葉をまとめるために一部残し、硬い部分まで削りきろうとしないと覚えておくとわかりやすいです。
とんかつ屋さんのようなふわふわ千切りにする5つのコツ
お店のような細くてふんわりした千切りを目指すなら、次のポイントを意識してみてください。
- 薄く切れるスライサーを使う:約1mm前後の薄切りに対応した製品が候補になります。
- キャベツの繊維の向きを確認する:ふわっとした食感にしたいなら、繊維を断つ方向を意識します。
- 強く押し付けない:無理な力を加えず、一定の力で削ります。
- キャベツの葉がまとまるようにする:芯を一部残すなど、形が崩れにくい持ち方を工夫します。
- 切ったあとはふんわり盛り付ける:キャベツを強く押し固めず、空気を含ませるように盛り付けます。
キャベツの種類や鮮度によっても仕上がりは変わります。
また、刃の構造や厚さによって切れる細さにも違いがあるため、スライサー選びも重要です。
キャベツスライサーで千切りがうまくいかない原因と対策
キャベツスライサーを使っているのに、思ったように千切りができないこともあります。
そんなときは、スライサーを買い替える前に、原因を確認してみましょう。
千切りが太くなる・ふわふわにならない
千切りが太くなってしまう場合、まず確認したいのがスライサーの切れる厚さです。
厚さを調節できるタイプなら、薄い設定にすることで細い千切りに近づけられます。
また、繊維の方向によっても食感が変わります。
細く切れていても、繊維に沿った切り方では、しっかりした歯ごたえが残る場合があります。
ふわふわ感を重視するなら、キャベツの向きを変えて、繊維を断つ方向で切ってみましょう。
スライサーを強く押し付けないことも大切です。
キャベツがバラバラになる
キャベツがスライス中にバラバラになる場合は、葉がまとまっていない可能性があります。
芯を完全に切り落としてしまうと、葉がほどけやすくなることがあります。
その場合は、キャベツを切る段階で芯を一部残し、葉をまとめた状態で削る方法を試してみましょう。
また、春キャベツのように葉の巻きが緩いキャベツは、形が崩れやすいことがあります。
無理に大きな塊のままスライスせず、扱いやすい大きさに分けたり、包丁を併用したりするのもおすすめです。
キャベツがスライサーからはみ出す
キャベツがスライサーの刃幅よりも大きい場合は、端がうまく切れなかったり、引っ掛かったりすることがあります。
その場合は、キャベツを少し小さく切ってからスライスしましょう。
半玉をそのまま削りたいなら、刃幅の広いキャベツ専用スライサーが便利です。
製品によって対応できるキャベツの大きさが異なるため、購入時に確認しておくと安心です。
千切りキャベツが周りに飛び散る
細かくスライスされたキャベツが周囲に飛び散ってしまう場合は、ボウルの大きさやスライサーの位置を見直してみましょう。
大きめのボウルを用意して、スライサーの出口がボウルの内側に向くようにセットします。
また、勢いよく削るよりも、一定の速さで動かした方が飛び散りを抑えやすくなります。
受け皿付きのスライサーを選ぶのも一つの方法です。
キャベツが刃に引っ掛かる・切れない
キャベツがうまく切れずに刃へ引っ掛かる場合は、葉が詰まっていたり、刃の切れ味が落ちていたりする可能性があります。
一度作業を止め、刃に直接触れないようにして状態を確認しましょう。
無理に力を加えると、突然キャベツが動いて指をけがする危険があります。
説明書に従ってお手入れしても改善しない場合は、刃の傷みや本体の劣化も考えられます。

キャベツの千切りにおすすめのスライサー4選
キャベツスライサーは、商品によって刃の枚数や厚さ、サイズが異なります。
ここでは、メーカーや販売元が公開している仕様をもとに、用途別のおすすめ商品を4つ紹介します。
なお、紹介順は売上や口コミによる人気ランキングではありません。
① サンクラフト キャベツスライサー BS-271|ふわふわの千切りを作りたい人向け
とんかつ屋さんのようなふわふわの千切りキャベツを作りたいなら、サンクラフトの「キャベツスライサー BS-271」が候補になります。
メーカーによると、約1mmの薄さにスライスできるのが特徴です。
ワイドタイプなので、キャベツ半玉を一度にスライスすることも想定されています。
本体サイズは約38.2×14×4.5cmで、安全ホルダーも付属しています。
キャベツだけでなく、玉ねぎやじゃがいも、カブなどにも使えます。
こんな人におすすめ
- 約1mmの薄い千切りを作りたい
- キャベツをまとめて切りたい
- シンプルなキャベツ専用スライサーを探している
幅広タイプなので、購入前に収納場所を確認しておくとよいでしょう。
② 貝印 可変式ワイドスライサー DH8026|厚さを調節したい人向け
千切りキャベツだけでなく、さまざまな野菜のスライスにも使いたいなら、貝印の「可変式ワイドスライサー DH8026」も便利です。
この商品の特徴は、スライスする厚さを3段階に調節できることです。
メーカー公表値では、約1.5mm・2.5mm・5mmに対応しています。
キャベツの千切りには薄い設定を使い、料理に合わせて厚みを変えられます。
指ガードも付属しています。
こんな人におすすめ
- キャベツ以外の野菜にも使いたい
- 薄切りと厚切りを使い分けたい
- 1台で幅広い料理に活用したい
極薄の千切りだけを目的にするなら、1mm以下のスライサーとの違いも確認して選ぶとよいでしょう。
③ パール金属 ガジェコン ワイドダブルキャベツスライサー CC-1187|手早く千切りしたい人向け
毎日の調理で手早くキャベツの千切りを作りたいなら、パール金属の「ガジェコン ワイドダブルキャベツスライサー CC-1187」も選択肢になります。
この商品は2枚刃を採用しており、効率よくスライスできる構造です。
本体サイズは約24.5×11×3cmで、比較的コンパクトなワイドタイプです。
安全ホルダーが付属しており、食洗機にも対応しています。
こんな人におすすめ
- 毎日の千切りを手早く済ませたい
- 収納しやすいワイドタイプを探している
- お手入れのしやすさも重視したい
ただし、薄さの数値は今回確認した商品情報では明示されていません。
極薄の仕上がりを最優先する場合は、厚さが公表されている商品とも比較してみましょう。
④ アーネスト 3倍速!トリプルウェーブ ワイド A-77902|大量に千切りしたい人向け
家族分の千切りキャベツをまとめて用意することが多いなら、アーネストの「3倍速!トリプルウェーブ ワイド」も注目したい商品です。
特徴は、3枚の波形刃を採用していることです。
一度の動作で複数回スライスできる構造になっています。
メーカー公表値では、スライスの厚みは約0.8mm、刃幅は12cmです。
大型の安全ホルダーも付属しています。
こんな人におすすめ
- キャベツの千切りを大量に作る
- 約0.8mmの薄い千切りを作りたい
- 多枚刃タイプのスライサーを探している
なお、「3倍速」はメーカーの商品名称・訴求表現であり、すべての使用条件で作業時間が必ず3分の1になるという意味ではありません。
また、食器洗い乾燥機には対応していないため、手洗いが必要です。
おすすめ4商品の違いを比較
今回紹介した4商品の特徴を整理すると、次のようになります。
※切れる厚さはメーカー公表値です。実際の使い勝手や仕上がりを同一条件で比較した結果ではありません。
ふわふわの千切りを重視するなら、切れる厚さが公表されているサンクラフトやアーネストが候補になります。
一方、ほかの料理にも使いたいなら貝印、効率や収納のしやすさを重視するならパール金属も比較するとよいでしょう。
キャベツスライサーの選び方|購入前に確認したい4つのポイント
キャベツスライサーを選ぶときは、価格や見た目だけでなく、使い方に合っているかが重要です。
購入前に確認したいポイントを紹介します。
① ふわふわにしたいなら切れる厚さを確認
お店のようなふわふわした千切りを作りたい場合は、切れる厚さが一つの目安になります。
約1mm前後の薄切りができるタイプなら、口当たりの軽い千切りに仕上げやすくなります。
ただし、薄いほど必ずおいしくなるわけではありません。
サラダには柔らかい千切り、炒め物には少し厚めのカットなど、料理によって使いやすい厚さは異なります。
② キャベツ半玉を削りたいならワイドタイプ
キャベツを大きな塊のまま削りたいなら、刃幅の広いワイドタイプが便利です。
刃幅が狭いと、キャベツを小さく切り分ける必要があります。
半玉で使えるかどうかは製品とキャベツの大きさによって変わるため、メーカーの商品説明を確認しましょう。
③ 安全ホルダーや滑り止めの有無
スライサーは便利な反面、指先のけがに注意が必要な調理器具です。
安全ホルダーが付いているか、ボウルに固定しやすいか、本体が滑りにくいかなどを確認しておくと安心です。
安全ホルダーがあっても、無理に最後まで削ろうとしないことが大切です。
④ 洗いやすさと収納のしやすさ
スライサーは使用後に毎回洗うため、お手入れのしやすさも重要です。
刃の間にキャベツが詰まりやすい構造か、食洗機に対応しているかなども確認しましょう。
また、ワイドスライサーは本体が長い商品もあります。
引き出しや収納棚のサイズも確認しておくと、購入後に困りにくくなります。
100均スライサーでもキャベツの千切りはできる?ダイソー商品と比較

キャベツスライサーを探していると、「100均のものでも十分なのでは?」と思うこともありますよね。
実際、ダイソーなどの100円ショップでも、キャベツの千切りに使える商品が販売されています。
ただし、100円ショップの商品がすべて税込110円というわけではありません。
また、「千切りスライサー」という名前でも、キャベツ向けとは限らない点に注意が必要です。
ダイソーのキャベツピーラーは税込220円
ダイソーには「キャベツピーラー(白)」という商品があります。
2026年10月時点の公式オンラインストア掲載価格は税込220円です。
メーカーの商品説明では、キャベツの千切りや玉ねぎのスライス、大根の薄切りに対応しています。
本体サイズは約10.2×16.8×1.4cmです。
キャベツを動かすスライサーとは異なり、ピーラーを動かして削る使い方になります。
専用のワイドスライサーを買う前に、手頃な価格でキャベツの千切りを試してみたい人には選択肢になります。
ダイソーには厚み調整スライサーもある
ダイソー系の公式通販では、「厚み調整スライサー」も販売されています。
2026年10月時点の掲載価格は税込550円で、Standard Productsの商品です。
こちらは約1mm・2mm・4mmの3段階に厚さを調節できます。
公式の商品説明でも、幅広プレートでキャベツの千切りに使えることが案内されています。
安全ホルダーも付属しています。
100円ショップ系の商品でも、このようにキャベツの千切りを想定したワイドタイプがあります。
価格だけでなく、刃幅や切れる厚さを見て選ぶことが大切です。
※価格や取扱状況は変わる場合があります。また、Standard Productsの商品がすべてのダイソー店舗で販売されているわけではありません。
「千切りスライサー」と「キャベツスライサー」は違う?
ここは購入前に注意したいポイントです。
ダイソーで販売されている「千切りスライサー」のなかには、大根やにんじん、きゅうりなどを細い棒状に切るための商品があります。
一方、キャベツの千切りに使う専用スライサーは、キャベツを薄く削り、細い帯状にするタイプが一般的です。
つまり、同じ「千切り」という名前でも、刃の構造や用途が違う場合があります。
とんかつ屋さんのようなふわふわのキャベツを作りたいなら、「キャベツの千切りに対応」と明記されている商品を選ぶことが大切です。
100均とキャベツ専用スライサーはどちらがおすすめ?
少量のキャベツをときどき千切りにする程度なら、100均の商品でも十分に役立つ場合があります。
一方、毎日のようにキャベツを食べたり、大量の千切りを作ったりするなら、キャベツ専用のワイドスライサーが便利です。
専用品には、薄くスライスできることや、一度に大きなキャベツを削れることを特徴とした商品があります。
ただし、100均だから切れ味が悪い、価格が高いから必ず優れているというわけではありません。
使用頻度や好みの仕上がりに合わせて選びましょう。
キャベツ千切りピーラーとスライサーはどっちが使いやすい?
キャベツの千切りに使える道具には、スライサーのほかにキャベツピーラーもあります。
どちらも薄い千切りを作るための道具ですが、使い方が異なります。
キャベツピーラーは少量を手軽に削りたい人向け
キャベツピーラーは、ピーラーの刃をキャベツの断面に当てて削るタイプです。
一般的なスライサーのように本体をボウルにセットする必要がない商品もあり、手軽に使いやすいのが特徴です。
また、収納場所を取りにくい商品もあります。
少量の千切りキャベツを作りたいときや、スライサーの収納場所に困っている人に向いています。
ただし、キャベツをしっかり支える必要があり、削った葉が周囲に散らばることもあります。
使うときは手指の位置に十分注意してください。
キャベツスライサーは大量の千切りを作りたい人向け
スライサーは、ボウルなどにセットして、キャベツを動かして削るタイプが一般的です。
ワイドタイプなら、大きなキャベツをまとめてスライスしやすいのが特徴です。
また、厚み調節ができるタイプなら、料理に合わせて切り方を変えられます。
家族分の千切りをまとめて作る機会が多いなら、ワイドスライサーが便利でしょう。
包丁・ピーラー・スライサーの使い分け
それぞれの特徴を整理すると、次のようになります。
- 包丁:道具を買い足さずに使える。少量や残ったキャベツの処理に便利
- キャベツピーラー:少量を手軽に削りたいときに便利
- キャベツスライサー:均一な薄さの千切りをまとめて作りたいときに便利
どれが一番使いやすいかは、キャベツを切る量や使用頻度によって変わります。
普段の料理で千切りを作る機会が多いなら、専用スライサーを取り入れることで、下ごしらえの負担を減らせるかもしれません。
千切りキャベツは作り置きできる?保存するときの注意点
キャベツスライサーを使うと、一度にたくさんの千切りを作れるため、まとめて作り置きしたくなることもありますよね。
ただし、キャベツは細かく切るほど空気に触れる面積が増えるため、鮮度が落ちやすくなります。
農林水産省では、細かくカットしたキャベツは1〜2日のうちに食べきることをすすめています。
千切りキャベツの冷蔵保存
千切りキャベツを保存する場合は、水気をしっかり切り、清潔な保存容器や保存袋に入れて冷蔵庫で保管しましょう。
なるべく早めに食べきることが大切です。
なお、保存状態によって傷み方は変わるため、1〜2日以内なら必ず安全というわけではありません。
変色や異臭、ぬめりなどが見られる場合は食べないようにしてください。
千切りキャベツは冷凍できる?
千切りキャベツを冷凍保存することもできますが、解凍すると生のときのシャキシャキ感が失われやすくなります。
そのため、冷凍したキャベツは、スープやみそ汁、炒め物など加熱する料理に使う方が向いています。
ふわふわした生の千切りキャベツを楽しみたいなら、食べる直前にスライスするのがおすすめです。
キャベツスライサーの千切りでよくある質問
Q. キャベツの千切りはスライサーでどの向きに削るのが正解?
ふわふわの千切りにしたいなら、キャベツの繊維を断つ方向に削るのがポイントです。
キャベツの葉脈を確認し、繊維を横切るように切ると、やわらかい食感になりやすくなります。
ただし、塊のままでは繊維の向きを完全にそろえられないので、仕上がりを見ながら角度を調整しましょう。
Q. キャベツは半玉のままスライサーで削れる?
ワイドタイプのなかには、キャベツ半玉をスライスできる製品があります。
ただし、キャベツの大きさによっては幅が足りないこともあります。
無理に押し付けず、スライサーに合った大きさに切ってから使いましょう。
Q. キャベツスライサーで千切りがバラバラになるのはなぜ?
芯を完全に取り除いてしまったり、葉の巻きが緩かったりすると、キャベツがバラバラになりやすくなります。
葉をまとめるために芯を一部残し、扱いやすい大きさでスライスする方法を試してみましょう。
Q. キャベツの芯はスライサーで削ってもいい?
硬い芯を無理に削るのはおすすめしません。
刃に引っ掛かったり、余計な力が加わったりすることがあります。
芯に近づいたらスライスをやめ、残った部分は包丁で切り分けましょう。
Q. ふわふわの千切りにするには何mmのスライサーがいい?
約1mm前後の薄切りができるタイプが一つの目安です。
ただし、ふわふわ感はキャベツの繊維の向きや種類、鮮度によっても変わります。
刃の薄さだけでなく、キャベツの当て方も意識してみましょう。
Q. 100均のキャベツスライサーでもふわふわになる?
キャベツの千切りに対応した商品なら、100均の商品でも薄く削れるものがあります。
ダイソー系の商品には、約1mmまで厚さ調節できるタイプもあります。
ただし、刃幅や使いやすさ、安全ホルダーの有無などが商品によって違うため、購入前に確認しましょう。
Q. キャベツの千切りは水にさらした方がいい?
シャキッとした食感を楽しみたい場合は、冷たい水に短時間さらす方法があります。
ただし、水に長時間さらすと、水溶性の栄養成分が流れ出ることがあります。
好みの食感に合わせて使い分けましょう。
Q. キャベツスライサーは危ない?
スライサーには鋭い刃が付いているため、使い方を誤ると指先をけがする危険があります。
安全ホルダーを正しく使い、キャベツが小さくなったら無理に削らないことが大切です。
また、使用後に洗うときや収納するときも刃に触れないよう注意してください。
まとめ|キャベツスライサーは向きと使い方で千切りの仕上がりが変わる
キャベツスライサーを使えば、包丁では難しい薄く均一な千切りキャベツを手軽に作れます。
ただし、スライサーを使えば必ずふわふわになるわけではありません。
キャベツの繊維の向き、芯の残し方、スライスする厚さを意識することが大切です。
特に覚えておきたいのは、次のポイントです。
- ふわふわの千切りにしたいなら、繊維を断つ方向を意識する
- キャベツがバラバラになる場合は、芯を一部残して葉をまとめる
- 強く押し付けず、一定の力でスライスする
- 小さくなったキャベツは無理に削らず、包丁を使う
- スライサーは価格だけでなく、刃の厚さや幅、安全性で選ぶ
また、100均の商品でもキャベツの千切りができるものがあります。
少量しか作らない場合は、100均のキャベツピーラーから試してみるのもよいでしょう。
一方、毎日のように千切りを作る場合や、ふわふわの仕上がりにこだわりたい場合は、キャベツ専用のワイドスライサーが便利です。
今回紹介した4商品は、それぞれ特徴が異なります。
自分に合ったキャベツスライサーを選んで、毎日の料理にふわふわの千切りキャベツを取り入れてみてください。

