【ネタバレ注意!】ONE PIECE FILM REDを観てきた! | キョウログ

【ネタバレ注意!】ONE PIECE FILM REDを観てきた!

スポンサーリンク
映画
この記事は約21分で読めます。

記事内に広告を含む場合があります

2022年7月で25周年に突入したONE PIECE

織田栄一郎が総合プロデューサーとして、指揮をとる。

 

また、2020年に圧倒的な歌唱力と表現力で突如現れた新世代のシンガーAdoが歌唱キャストとして登場する。そう、この映画のメインであるウタの声優はWキャストだ。

 

 

謎多き、現4皇のシャンクス

過去に何があったのか?ウタは何をしようとしているのか?

 

スポンサーリンク

ストーリー

世界で最も愛されている歌手、ウタ。素性を隠したまま発信するその歌声は“別次元”と評されていた。そんな彼女が初めて公の前に姿を現すライブが開催される。色めき立つ海賊たち、目を光らせる海軍、そして何も知らずにただ彼女の歌声を楽しみにきたルフィ率いる麦わらの一味、ありとあらゆるウタファンが会場を埋め尽くす中、今まさに全世界待望の歌声が響き渡ろうとしていた。物語は、彼女が“シャンクスの娘”という衝撃の事実から動き出す。「世界を歌で幸せにしたい」とただ願い、ステージに立つウタ。ウタの過去を知る謎の人物・ゴードン、そして垣間見えるシャンクスの影。音楽の島・エレジアで再会したルフィとウタの出会いは12年前のフーシャ村へと遡る。

引用:ONE PIECE FILM RED公式

 

感想

ちょっとした、Adoのミニライブを見た!

って、言うのが大きいかな?

Adoのウタの歌も発売される。

 

 

今までの劇場版ONE PIECEとは、変わった演出をしている。と最初に思った。ONE PIECEと言えば、現れた敵を倒すために戦う事が多いが、今回は、ウタを助けるために戦う。しかも、麦わらの一味は当然のことながら、海軍や世界政府、ビッグマムの手下などなどが共闘する。シャンクスが出てくるのは最後の方だけですが(笑)

 

 

書け間違えたボタンのように、ウタとシャンクスの気持ちはすれ違う。海賊であっても、一般人に手を出さないイメージのシャンクスが、舞台となる、音楽の島・エレジアで略奪をするのだ。それは、12年前の事。島に置いていかれたこと、シャンクスがエレジアを襲ったこと、幼いウタの心はズタボロになったことだろう。

 

 

そんな、ウタは見事に歌手になる。2年前に活動を開始するのだ。この部分も何か、Adoに似ている。その2年後、エレジアでライブを開催する。世界的歌姫になったウタのライブには、世界中から観客が押し寄せている。何故か麦わらの一味は特等席にいる。

 

 

ルフィもゾロもウタのことは興味がないが、ウタが1曲目を歌い終わったとき、ステージにルフィが乱入!?いわゆる、幼なじみ。そこで、ルフィは何のためらいもなく、ウタがシャンクスの娘だと言う事をバラす。この辺は、じいちゃんであるガープの血を受け継いでるよね。もちろん、世界中はパニック状態になる。

 

 

と、言っても、ウタはシャンクスの実の娘ではない。敵船と戦闘で奪ったお宝の中にウタがいたのだ。そして、そのまま、シャンクスは娘として育てる。フーシャ村を拠点にいていた時に、ルフィと仲良くしていたウタ。マジで、ONE PIECEでは、過去に色んな事があって、それがつながる作品だと、改めて思う。

 

AD

 

 

ウタの能力

 

そんな、ウタの能力は”ウタウタの実”

 

ウタウタの実の能力で作り出した意識の世界に、歌を聞いた人は入ってしまう。その間、歌を聞いた人は眠っているのだ。そこに、魔王とも呼ばれる、トットムジカを使い、その能力はマスマス強力になる。今回の敵はこの、トットムジカになる。

 

 

ウタは、海賊を嫌うようになっていて、天竜人までも関係ない。どんな人間も邪魔をさせないのだ。で、何より強い!麦わらの一味だけじゃなく、ビックマムの子どもに、ウタを捕まえて売ろうとする海賊も一瞬で捕まえるのだ。いやいや、ウタウタの実って最強じゃない?

 

 

と、言ってもこれは、ウタワールドの中の話し。リアルの世界じゃーない。意識の世界だから、何でも出来るんだろうな。はじめは、どんな能力か分からなくて、戸惑いもしたけど、タネが分かると、納得できる。当然、ルフィたちも能力が分からないので、対応に困っていた。

 

 

しかし、意識の世界と言っても、島は忠実に再現されている。城や書庫などもリアルに見える。この手がかりがないと、完全にアウトだったかも知れない。過ごしてきた12年間がリアルに再現されたのだろう。

 

 

エレジア

さて、ここでエレジアについても少し、触れておいた方がいいだろう。

 

音楽の島・エレジア

それは、世界最高峰の音楽に精通した人間が集まる場所だ。そこに、12年前にシャンクスはウタと共に行き着く。ウタが歌を披露するためだ。もちろん、ウタの歌唱力が飛び抜けて高いので、みんな大喜びでした。

 

 

当時の国王、ゴードンは特にウタを気に入った。しかし、ウタが歌うことで、トットムジカがその力を利用して、街を破壊する。ウタが取り込まれそうになるのだ。そこを救ったのは、もちろん、シャンクスだ。だが、シャンクスは自分たちが街を襲って逃げたことにした。眠っているウタをゴードンに任せるのだ。

 

 

以来、ウタはゴードンと2人で12年間をエレジアで生きてきた。

 

そう、本物の歌手になるために・・・

 

AD

 

 

ウタの目的

ウタは2年前、映像でんでん虫を使って、音楽活動を始めた。海賊が奪い、殺し、横暴を行う。そんな、不満や不幸をなくすには、ウタワールドで楽しく過ごす事が1番だと、考えるようになる。意識の世界にいれば、楽しく過ごせる。からだ。

 

 

そして、ライブを行い、映像でんでん虫を使って世界中の人をウタワールドに取り込もうとする。このまま行けば、世界の70%の人間がウタワールドに取り込まれてしまう。このままでは、世界が終わってしまう。五老星も必死だろう。

 

 

少しウタワールドにも弱点?がる。それは、音さえ聞かなければ、ウタワールドに入ることはない。

 

 

しかし、そんな簡単に世界の歌姫を止めることは出来ない。急速に広まっていくウタの声が世界中に響いていく。人々は眠り、意識の世界へ入っていってしまうのだ。

 

 

海軍と世界政府はクソ

これはねー、リアルの世界でも同じだと思っていますが。正義のために、多少の犠牲は不可欠みたいな考え方ってイヤですよね。特に、海軍はセンゴクからサカズキに変わってからというもの、やり過ぎが多い。で、それに従う大将や部下たち。これが、正義なのか?ってなるよね。

 

 

で、ウタの能力は脅威になるから、今のうちに潰しておこう!と、海軍はエレジアに乗り込みます。ウタの能力で、寝ている人間が海軍に襲いかかるから、一般人を攻撃しようとします。赤髪海賊団は逆に一般人を傷つけるな!とシャンクスに厳命されます。海賊が一般人を守ろうとしてるのに、海軍ときたら。ね。

 

 

世界政府も同じですよね。CP9が言っている「正義の名の下に暗殺」これもおかしいですからね。日本で言うと公安がそんな立ち位置っぽいですよね。

 

AD

 

決戦

ストーリー的には、トットムジカを倒すシーンに入ります。意識の世界とリアルの世界で同時攻撃をしないと、トットムジカは倒せない。最初は、闇雲に攻撃をしていたんですね。その内、同時攻撃になる可能性があるから。でも、それでは、トットムジカは倒せない。ここが、悩ましい部分でした。

 

 

でも、ルフィとシャンクスが見聞色の覇気でつながり、ヤソップとウソップが見聞色の覇気でつながる。そして、同時攻撃を仕掛けていく。タイミングが命の作戦です。

 

 

バトルシーンは少ないものの、お互いを信用して、攻撃を仕掛けていく。そして、ドンドン、トットムジカを削っていく。最後はキッチリ、ルフィとシャンクスが決めてくれます。そして、ルフィの最後の攻撃は、ギア5と言われるニカの姿。ここは、単行本と連動してるんだ、と思いました。

 

 

しっかり、単行本でニカを認知させた後に、映画でもニカの姿を出してくる。公開日も単行本より遅くしているのはこのためじゃないかな?

 

ONE PIECEの103巻にある。ニカの姿

 

 

ちなみに、ニカの姿はそれほど、長くはありません。見逃し厳禁ですね。そして、シャンクスの強さは何だ!?能力者でもないのに、とんでもなく強いですよね。他のクルーも能力者はいないハズ。それでも、圧倒的な強さで四皇にまでなっている。

 

 

でも、終盤になれば、もっとシャンクスは出てくるでしょう。その時に、強さの秘密が分かるかも?

 

親子の絆

ドラゴンボール超スーパーヒーローでも、親子の絆的な部分がありました。今年は流行ってるの?

 

 

トットムジカを倒した後、海軍がウタを殺そうとする。しかし、シャンクスの覇王色の覇気で、中将の中にも意識を保てない人がいるぐらいだ。ここが1番感動した。ウタを、娘を守るために全力で戦おうとするシャンクス。海軍であろうが、世界政府でも関係ない!家族を守るために戦う意思を見せる。

 

 

それを見た、大将藤虎は、退却を考えるほどだ。

 

 

それでも、戦闘は終わらない。すでに、死にかけているウタが歌を歌ってみんなを鎮める。自分がまいたタネとか言わない!(笑)このときにはウタも気づいている。意識の世界で生きるのが、幸せの全てじゃないと。普通に暮らしたい人も大勢いるのだ。

 

 

AD

 

その後は?

さて、悲しいがこの辺りで、映画も終了する。ウタは死にかけていたが、薬を拒んで歌を歌った。そして、ルフィが目を覚ました時、シャンクスの船に、ウタの姿はなかった・・・

 

ウタが死亡したことが示唆されていることや、入場者特典の「四十億巻」で、尾田っちのノートにも【死にゆくウタ】と、書かれていることから、歌を歌った後に亡くなったのだろう。新時代の幕開けをルフィに託したのだ。そして、ルフィは、頂上決戦に続き、シャンクスと会う事が出来なかったようだ。

その他

ウタの能力によって姿を変えられたサニー号がぬいぐるみのようになって、サニーくんとして登場している。ベポとブルーノも同じように、小型化されている。これが、また、カワイイのだ。

 

その他にも、衣装には注目して欲しい。映画ならではの衣装が記憶に残る。今回は、悪者と言うウタのイメージで、戦闘服になる。大半は剣を持っている。公式サイトでも見れるので、確認してもいいでしょう。

 

 

さらに、回想シーンを入れると、登場人物はかなり多くなっている。設定としては、倭の国編が終わったころだろうが、103巻までに登場したキャラが多く見れる。CP9やコビーにヘルメッポ、ビッグマム海賊団の面々と様々だ。当時を思い出すことも出来る。

 

AD

まとめ

まだまだ、書き足りない!

そう、思えるほどの作品でした。

 

 

まず、脚本を見て、「黒岩勉」とは?となり、「世にも奇妙な物語」や「ストロベリーナイト」などを手掛けていることから、ある意味期待が持てたところから始まった。脚本がクソだと、映画の質がガタ落ちになるからね。

 

 

映画では、伝説のオッサンがよく出てくるが、今回は女子が採用された部分も大きいだろう。今までの、復讐や野望と違い、敵を倒す!というより、家族を守る!ことが新鮮さを加えた。ナゾが多いシャンクスにちなんでいるのも、良かったと思う。そして、何と言っても、ウタの表情の変化がより良く描かれている。

 

 

映像技術が上がっていることで、より、鮮明に見える。

細かい背景や描写が際立っている。

 

 

そして、ウタがWキャストで、歌唱キャストがAdoを起用した部分も大きい。

本人もコメントでこう、言っている。

まさかあの『ONE PIECE』とは思わず、初めは聞き間違いかと思うくらい、しばらくは信じられませんでした。お話をいただき本当に心から嬉しく思っております。ウタを歌声で演じることができて、物凄く楽しかったです。ウタは、皆さんの色んな気持ち、色んな感情に寄り添ってくれると思います。楽しみにしてくださっているみなさんが感じている期待やドキドキ、ワクワクした気持ちは、必ずウタが魅せてくれるので、たくさんの方々に楽しんでいただきたいです。

引用:ONE PIECE FILM RED公式

 

本当に、ウタが魅せてくれた。

1,800円で、ミニライブがみれると思えば安いものだ。

 

ちなみに、ボイスキャストの名塚佳織には全く、興味がない。

 

ウタのフィギュアも発売される。

error:Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました